読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

うずまきぐ~るぐる

本の紹介や日々のことをぐるぐるかきます

プリンセスアカデミー: シャノンヘイル

 プリンセスアカデミー: シャノンヘイル著のレビューです。

プリンセス・アカデミー

プリンセス・アカデミー

 

 お金持ちのお嬢様たちの話・・ではない

 

プリンセスになるためのお嬢さまたちのマナー特訓のような
学校かしら?なんて思って借りて来たのですが、
そんな優雅でロマンチックな世界とは少し違う描かれ方が
されていました。

プリンセスの候補を見てもわかるように、
お金持ちのお嬢さまたちというわけではなく、
エスケル山という小さな村に住む素朴な少女たちに
スポットが当てています。

この村にある日突然、低地から国王の使いがやってきて、
この村から王子の花嫁を選ぶと宣言をします。

候補に選ばれた20名の12歳から17歳の少女たちは、
村を離れ特別な教育を受けるために学園生活を始めます。

主人公のミリは小柄の14歳の少女。
石切りの仕事をする父親と姉と一緒に暮らしていたミリは
毎日家のやぎの世話をしていた。
そんな彼女も家族と離れ、このアカデミーに入学することになる。

個性豊かな少女たちと仲は必ずしも良好なものではなかったけど、
どの少女たちも学ぶこと、知ることの大切さに気づき、徐々に
本物のレディーになってゆきます。

あいさつの仕方や言葉づかい、テーブルマナーなどの
教育シーンもちろんありますが、経済や商業や外交などを
堅実に学ぶことが、のちのち彼女たちの生活に大きな変化を
もたらすものになります。

そして、王子の登場!

・・・・という流れなのですが、王子はお妃を選ばず
帰ってしまいます。そうこうしているうちに、山賊まで現れ、
学園内は大騒動に巻き込まれます。

 

キラキラっとしたシンデレラストーリーとは一味違う

 

後半になるほど、あれやこれやと盛り上がるシーンの連続で、
王子の結婚はどうなるのかと、気がかりなことを抱えながら

ラストへと。

・・・というわけで、王子不在なシーンがほとんどで、

どちらかというと少女たちの成長がメインですかね。

家族、故郷、教育、仲間。
彼女たちがこれらの大切さを再確認する話でもあります。

わくわく、キラキラ、という感じはない一風変わった
シンデレラストーリーってところでしょうか。