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うずまきぐ~るぐる 

*** 新しい本との出合いがきっとある★書評ブログ ****

【レビュー】森が奏でるラプソディー ~四季の草花と動物たちのぬりえ~ :江種鹿乃子

 

 

森が奏でるラプソディー

~四季の草花と動物たちのぬりえ~:江種鹿乃子著のレビューです。

 

 ◆「大人の塗り絵」 はじめました

 

「塗り絵」のレビューを拝見し、「やってみたいな~」と言う気持ちになって、アマゾンを覗くこと数十回。世間で流行しているということもあって、その種類の多さに迷いに迷い・・・。選ぶ段階でまず躓いてしまっていた。

 

・・・・が、あれこれ迷っている時間がもったいなくなり、直感的に選んだのがこの本。

 

うさぎやことり、花、森・・・このあたりが自分のキーワード。
「森が奏でるラプソディ」は、四季の草花と動物たちということで登場する絵はどれも童話のような緑の世界が広がっています。

 

そもそも絵なんか描けない私。
塗るだけならなんとかなるだろう・・・と、水彩画等での数々の失敗に蓋をして、36色の色鉛筆を握りしめたのです(←このために揃えた)さて、どうなることやら・・・・。

 

 

 

 

■1作品目(ねずみとケーキ)

 

まず、どの作品から塗るか迷う。
2ページにわたる大作は抜きにして、やはり美味しそうな

場面からということで、ねずみのパティシエの絵に決定。

期待と不安を抱えながらチョロチョロ塗り始める。

 

36色というカラーバリエにウハウハ。
試してみたくて無闇に色を使うという暴走が止まりません! 

しかも悪い癖、腕もないのにグラデーションをつけたがる。
「まぁ、1作目だし、好きにしなさい」と、自分を甘やかす。

 

よって、にぎやかすぎる色合いになってしまったが、
塗り終えたという達成感が物凄い。ついにやったよ!

楽しくて他に何もしたくなくなるほど集中しました!!

 

配色を考えるのはすごく頭を使う。
塗り絵は右脳だか左脳だかを活性化させると聞いていたけど、
本当にそうだと感じました。

「これはいい!」と、後日、美術が得意だったと言う母に

薦めてみたら、細かすぎて目が回る。持病の「めまい」が

出たら嫌だときっぱり断られた。
確かに図案だけ見ていると相当細かいので目が回る。

 

 

 

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■2作品目(池)

 

今回は2ページものにチャレンジ。
テーマは「淡色使い」ということで始めるが、
ワナワナしている指を抑えるのに早くも必死。

「(色を)抑えて!抑えるのだ!」・・・と、
お経のように唱えるが、なかなか抑制がきかず(汗)

 

学習したことは、とにかくベースは薄く薄く塗ること。
薄く塗っておけば、結構あとはどうにでもなる。
濃く塗ってしまうと修正が難しい。

 

さすがに2ページは大変です。

日を改めて塗ると色にムラがでたりと・・・・。
結構、気分的なものが出たりするもんですなぁ。
出来あがりに納得がいかず、プリプリ。

 

 

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■3作品目(ベリーと鳥)

 

・色を抑えること。
・はじめは薄く塗ること。

この2点のみ気をつけて、黙々と。

 

立体感を出そうと、濃淡にチャレンジ!
どんどん重ねてしまう(悪い癖)ので、3日間くらいかけ、
様子をみながらチマチマと。

 

やはり思い描いてたのと違うけれども、
ようやく色鉛筆の扱いに慣れて来た模様。
面の広い部分は粗が目立つなぁ。

と、ブツブツ言いながらも、なんとか3作品終了です!

 

 

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塗り絵デビューを果たした感想としては、「楽しい」ということ。
ただただ「楽しい!」です。

 

学生時代は夜な夜な書道をやっていたのですが、その頃の感覚に近いものがあり、一点に集中することの心地よい疲れが清々しいと言うか。

 

あと、本の装丁など、あらゆるものの「色の組み合わせ」が目につくようになりました。何気なく見ているものも、しっかり計算された配色であるのだなぁ・・・など、色彩にちょっとだけ敏感になったかなーと。

 

普段使ってない脳の一部が活性されている感も確かにあります。平日の夜はPCと本に時間を割くことが多いのですが、ここに塗り絵も今後は加え、普段使ってない脳も動かすのだ!・・・なんてことを考え、ここ2-3日続けていたら、すっかり寝る時間が削られていた(笑)しかも眼精疲労。何事もほどほどにですね~。

 

まだまだ自分のイメージ通りに出来ないけれども、やっとデビューに漕ぎ着けた!