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ダーリンは70歳:西原理恵子

ダーリンは70歳:西原理恵子著のレビューです。

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

 

 

◆「センセイの鞄」からの~「ダーリンは70歳」!!! 

 

 

年を重ねた大人の恋愛。しかも、年の差がある男女。

ちょうど川上さんの本を読み終えた頃、ツイッターでは
西原さんと高須さんがこの本のツイートを盛大に行っていて、
気になってしようがない。

 

ああ、実写版「センセイの鞄」かもねぇ・・・

高須さんもセンセイだし(笑)


なんてことをチラッと思いながら本屋に走ったのである。
(※高須克弥さんは yes!高須クリニックの医院長)

 

いやぁ~大半は笑った!笑わせてもらいました。
でもその嵐のように笑いを巻き起こしておいて、
しんみりとした気持ちにストンと落とされ泣かされる。

今泣いたカラスがもう笑ったって感じで、
喜怒哀楽をフル活動!

 

そんなことの繰り返しで、コミックなのに、

結構ハードな読書でした。

 

わたし、高須センセイが西原さんにぞっこんで
西原さんの好きなことを自由にさせてあげるパパ的な

存在なのかな・・・って思っていたのだけれども、

本書を読んで、西原さんも相当高須センセイに
ぞっこんなんだなーと気づかされました。健気で乙女で(笑)

 

あと、高須センセイが大人の男性で西原さんを

グイグイリードされているのかと思っていましたが

決してそうでもなく、子供になったり大人になったり。
その時々で、二人の役割がくるくる変わる。

まさに「相思相愛と」言う言葉ぴったりなお二人なのです。

 

 

◆時間は待ってはくれない。だからこそ・・・

 

 

忙しいお二人は、なんとか時間を作って一緒の時間を過ごす。
夜11時から朝7時まで薬で眠る高須さん。
仕事が終わって高須さんに会いに来るころには、
もうセンセイは眠っている。起きない。

 

一緒に寝れば7時間は一緒にいたことになる。
それから一緒に朝ごはんを食べれば立派なデートだ。

 

こんな風に考える西原さん、健気で可愛い。
深夜に会いに行くなんて、もうしんどい年齢だよねぇ。
それでも会いにゆくんだもの。愛の力だよ。

 

ご存じ、高須さんはお金持ち。
だから、デートと言っても、スケールが大きすぎるものも

あるけれど、なんでだろう、鼻につかない(笑) 

センセイの鞄」と大きな違いがあるとすれば、

「高須センセイの鞄」には、札束がバッザバッサと

入っていることかも?(※イメージです)


私達は70歳と50歳で
時間がないから手をつなぐ


時間は待ってはくれない。
二人で過ごす時間が普通のカップルより圧倒的に短い(かも)

という現実が、より一層、相手を大切に想い、優しい気持ちに

なれるんだろうな~。

 

「毎年二人で一緒に桜を見る約束」がいつまでも

続きますようにと願わずにはいられない。

 

だってだって、こんなお下品で笑えて泣けるのろけ話なら、
ずっとハンカチ握りしめて聞いていたいもの(笑)

 

というわけで、「センセイの鞄」と本書を読んで

感じたことは、いろんな経験を経てからやってくる恋愛は、

人をより一層純粋な気持ちに返らせるものだなぁと。

 

ふたつの微笑ましい話には、

ほのかに漂う初々しさがそこにあった。

 

 cf.

uzumaki-guruguru.hatenablog.com