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買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて:山内マリコ

 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて:山内マリコ著のレビューです。

買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫)

買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫)

 

 

◆お買い物♪ お買い物♪ 読んでも楽しいお買い物♪

 

 

ご自身の年齢と懐具合と相談しながら
ちょっとずつ買い集めたものたちについて書かれたエッセイ集。

 

財布、傘、バッグ、手帳、靴、ジーパン、ヘアブラシ、机等々、
次々と買い物に関する話が登場する。

 

「手に入れたものを長く使う」というのがテーマとのこと。
年齢的にもそろそろ落ち着いて使えるものをと考えている
様子がよくわかり、モノへのちょっとしたこだわり
(この“ちょっとだけ”という感じが良い)を見せつつ、
慎重にかつ買うときは潔くといった様子が気持ちよい。

 

著者の「東京23話」のエッセイの印象が強く残っていたため、
この本はどうなのかな?と最初は恐る恐る読んでいたのですが、
いやもう途中から楽しくって、楽しくって。

 

まさにガシガシと読み漁ったというほど自分にフィットしていた内容でした。
エッセイとしての楽しさと、情報としての収穫感も得られそれはもう(笑) 

 

山内さんの小説からも感じ取れるのですが、情報や流行などをキャッチする
アンテナ感度が非常に良い方で、買い物にもそれがよく出ているなぁーと
感じます。

 

その上、単語や言葉選びが今風でありながらも、決して年齢の層という
くくりを気にせず読めるのがまたすごいところで、買い物好きの女性なら
「ふむふむ、そうなんだよー」と頷ける場面が結構あると思います。

 

雑貨が好きだったり、アンティーク、蚤の市の話など、個人的に

好きなものがかぶっていたこともあり、かなーり、前のめりの読書でした。

 

 

◆本の購入は自分のいいことをしていると思え!

 

 

さて、買い物の中でなによりも気になるアイテムと言えば「本」。
作家である山内さんがどんな本をどんな風に購入しているか、
興味深く拝見しました。

 

─────心ゆくまで本をバカ買いする時の快感は、
     もはや昇天とかエクスタシーしか言いようのないレベルだ。
     アドレナリンだかドーパミンだかがどばどば出てるのがわかる。

また、

 

─────精神的満たされ度の高い本の購入は、
     お花を買うのと同様、ただ物欲を満たしているのではなく、
     自分にいいことをしている気持ちになる。

 

Yes! Yes!山内さんの言うことすべてに大きく頷く私。
自分にいいことをしているんだ・・・という気持ちを優先的に取り入れ、
私も迷うことなく本を買うんだ!と、気持ちが大きくなる。

 

非常にありがたい言葉をいただき今後の消費活動に
活かしたいと思います。(大丈夫か?)

 

すでに連載は終わったみたいですが、すごく楽しかったので
続編を希望したいところです。(週刊文春で連載されていたそうです。)

 

そうそう、すべての話にかわいいカラーイラストもあり、
とても華やかなムードなんですよ。

 

 

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