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うずまきぐ~るぐる

本の紹介や日々のことをぐるぐるかきます

嘘つきは恋のはじまり:メグキャボット

本の紹介(海外文学 アメリカ)

 嘘つきは恋のはじまり:メグキャボット著のレビューです。

嘘つきは恋のはじまり

嘘つきは恋のはじまり

 

 

◆頭の中はキスのことばっか!?

 

 

うわはは!

まんまとアメリカの女子高校生の脳内に連れていかれました。
とにかく、ずっと頭の中は「キス・キス・キスーーーー!」でしたよ。
何度この文字に出会っただろうか?

 

ケイティ17歳。彼氏は学校で一番人気のセス。
しかも高校の強豪アメフトチームの選手。
誰もが羨む高校生活を送って居たケイティ。

 

しかし、ケイティはとにかくキスに弱い。おまけに嘘つき。
自分の気持ちに素直になれないことが災いし、嘘が肥大化して行き、
結局、問題を起こしてしまうのです。特に男性関係で。

 

10代のころ、アメリカの高校生はすごくおませで大人に見え

憧れたものだけど、今となってはこのような小説に出て来る

おませさんも、思わず目を細めて微笑んでしまう自分に

ちょっとどんより(笑)

 

でも、男前に迫られ、どんなシリアスな話をしていても、

頭の中は「キス」のことばかり考えてしまうティーンエイジ

というギラギラした感じは幾つになっても面白い。

 

ケイティはその典型。青春ど真ん中。
目の前にいる男性のあまりの格好よさに、つい、うかっりキスを

してしまいます。一体自分は誰が好きなのか…あの格好いい

彼氏のことは本当は好きではないのかも?と、堂々巡りの日々を

過ごします。

 

キス現場を友達に見られたりと、ハプニングはつきもの。
そのつど嘘をつき、嘘をついたことすら忘れてしまう始末。
このあたりは、ちょっと可愛いというかコメディです。

 

あらゆることがバレ、身辺整理をし、もう恋愛はしないとか、

修道女になるとか、自分をあらためて見つめ直すケイティ。

そしてようやく、自分にとって大事な人・ことが見え始めます。

 

で、で、ケイティの前に現れた人物は…
うんうん、これで良かったのだ。
素敵な第二章の始まりを感じさせられるハッピーエンドに

気持ちがパッと華やぎます。

 

男は顔が良くても、スポーツが出来ても、キスが上手くても、
それだけじゃ彼女は満足しない。
そのあたりをこの話は皮肉半分、面白く描かれています。
ハンサム男は後半、コテンパンに表現されちゃってます!

 

あ~ん、いいわねぇ。

何だかんだ言っても誰にするか選べる環境と、好きだ嫌いだ

ゴチャゴチャしながら、妙にテンション高めに過ごす日々。

 

もしこれが、日本の高校生の恋愛小説だったら、もっとしっとりとした
雰囲気だと思うのですが、こちらはアメリカ。なんかカラッカラした

陽気な雰囲気。そんな雰囲気に拍車をかけたい方、読む時のBGMは

きゃりーぱみゅぱみゅで…(笑)

 

たまには、こんな小説もありだなぁ。

「キスの嵐」に巻き込まれた時間だったけど。