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ハチドリのひとしずく いま、私にできること:辻信一

ハチドリのひとしずく いま、私にできること:辻信一著のレビューです。

 

ハチドリのひとしずく いま、私にできること

ハチドリのひとしずく いま、私にできること

 

 

 

◆押しつけがましくないところに共感した小さな話

 

 

地球のために、自分に出来ることって?
地球温暖化などのニュースに触れるたびに、

みなさんも考えたことがあると思いますし、
実際、なにかしら行動されている方も多いでしょう。

 

あまりにも大きな課題すぎて、なかなか深く考えるのは

難しいわけですが、ゴミを減らそうとか、エコバック、

エアコンの温度を調節するなど些細なことをしていても、

どこかでこれって本当に助けになっているんだろうか?
という気持ちもよぎります。

 

本書は幾多もある地球を守る話の中で、

個人的に一番響いた内容でした。


南アメリカの先住民に伝わると言うとっても短いお話ですが、
小さい努力がどういったことなのか…このハチドリの姿を通して知るのです。
(内容を書くと全てになってしまうくらい短い話なので控えます)

 

小さいことが、いかに大きなことに繋がるか…。

 

私一人がしたところで…って気持ちになること

結構あるんですがこの話を知った後は、

必ずこのハチドリが自分の中にやって来て

「いや、そうじゃないんだよ」と呼びかけてくれるようになりました。

 

押し付けがましいことを言われると良い気はせず

心に響かない私なのですが、この本はそういう視点から

出た話ではないので心にスッと入ってきました。

 

たった数行なのに、こんな教えもあるんだなぁー。
また、「立場が変わったらこんな見方もできるよ」という部分も

辻さんの解説読んで考えさせられました。

 

この本に感銘を受けた坂本龍一さん、中島朋子さん、C.W.ニコルさんといった
著名人からの「私にできること」のメッセージもあります。
…が、何と言ってもハチドリの話の数ページだけでも充分。

 

「自分に出来ることは何もないかも」
そんな無力感を吹き飛ばすのに、とても印象に残った一冊になりました。
小さな生き物が懸命になっている姿は、どうしてこうも心を打たれのか…。