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男尊女子:酒井順子

 男尊女子酒井順子著のレビューです。

男尊女子

男尊女子

 

 【こちらの書評は新刊JPさんに掲載していただきました。】

 

  https://www.sinkan.jp/news/7937?page=1

 

 

◆もしかして貴女も男尊女子

 

 

「男尊女卑」ではありません、「男尊女子」です。
一字違いでこうも様子が変わるものかと・・・と、
妙に漢字の威力を思い知るというとこからスタートした本書。

今や我が国も「男女平等」であることは当たり前。
しかし、ちょっと前は会社のお茶汲みは女子がしていたし、
さらに遡れば「嫁」=「家の中にいる人」ということで、
女性が外で働くことすら珍しかった時代もあった。

かくゆう私も「お茶汲み」を経験しており、
疑問を抱きつつ4年は辛抱したけど、結局その状態が気にくわず
「男女差のない仕事」に転職した経緯がある。

当時
「なぜ女子がお茶汲みや雑用をしなければならないのか!」と憤っていた私。

しかし、今はどうだろう。
ご近所の旦那さんが週末になると、妻や娘たちの小さい下着を
まとめて洗濯して干している姿を見ては「ええー!!」となる。

友人男子も「そんなの慣れだからなんと思わない」と言っていたけれど、
なんだかとっても居心地の悪いものを感じる私はもしかして「男尊女子
なのではないか?と。

しかし、今時の家族は父親が洗濯するのは普通だし、
やがてその娘が結婚し、夫が洗濯するのも自然な流れ。

せめてパンツだけは、自分でやりたいなど言うのも古いのです。

そう、酒井さんが言うのは、
 

「真の男女平等とは、自分のパンツを父親や夫に洗ってもらって当然、
 と思うことが出来る女性でないと、享受できないもの。」


とのことで、なるほどなぁーと。

自分の長年沁みついて拭いきれていない「古い」部分を痛感し、
思っていることと自分の中で残っている古い部分とのギャップが
まだまだあるのだなぁと思い知る。

本書はそんな「男と女の上下」の関係性を様々な場面を通して考察しています。
そしてそこから、自分の中にもある意外な「男尊女子」な部分を見付けることに
なる人もいると思います。

数十年で随分と変わったように思える社会。
今はどこの会社もお茶は自分で淹れるものになった。

一方、あれだけキャリアウマーンが憧れの存在であったのに、
今は一変し、専業主婦は特権階級の地位へ。
専業主婦を望む女性が再び増えているという。

ここから先、男女のあり方がどう変わっていくのか?
まだまだ過渡期は続くようであるが、ここからさらに数十年後。
洗濯もお茶もすべてロボットがやってくれる時代になり、
「男女平等」という言葉の存在すら消えているかも知れない。

 

 

 

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