<<<ショートレビューはじめます>>>
今月から読書メモ的にショートレビューの掲載もしていきます!
毎月レビューを書いたもの以外にも本は読んでいたのですが、
如何せん、書評を書くことが追いつかずにいました。
ショートレビューなら気軽に書けそうだなーということではじめてみます。
長文レビューと違ってごくごく短い感想になりますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
- 団地のはなし:山内マリコ他
- 横濱エトランゼ:大崎梢
- 物件探偵 :乾くるみ
のレビューです!!
- 作者: 山内マリコ,最果タヒ,茂木綾子,ジェーン・スー,佐々木俊尚,菊池亜希子,松田青子,?田菜月,カシワイ,東京R不動産
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2017/04/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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全体的な雰囲気はフリーペーパーのような感じで、
読み物あり、漫画あり、対談あり、写真あり。
団地に絞った話から、マンションでもアパートでもない団地の良さを
改めて感じさせられた一冊。老若男女がひとところに住むということは
意外にもメリットが多く、これからまた団地が復活してもいいのでは
ないかと思った。耐震性、老朽化さえクリアすれば、リノベーションして
どんどん活用すべき。
ジェーン・スーさんの団地計画のはなしは何度聞いても楽しく、
自分も住みたいなーと思わされる。
横濱を舞台にした謎解き小説といった感じです。
横濱の地理を知っているとより一層楽しめると思います。
恋愛と謎解きが同時進行しているわけですが、
どちらも不完全燃焼だったかな。
大きな山場もなく、無難にまとまっているので
個人的には後に何も残らなかったなぁという気持ちが残る。
不動産に特化した6編の小説。
家を借りる人、家を貸す人、仲介する不動産。
不動産に関わる時「こんなこともあるのだよ」という事例集のよう。
一般的に言われている注意事項から一歩踏み込んだものが多く、
それ自体は興味深く読めました。
様々な問題点も、小説後半出てくる「不動尊子」という
宅建の資格を持つ女性が解決させる流れなのですが、
それが結構ワンパターンで、いてもいなくても....って
気がしないでもないが、ここが見せ場なのかしれません。
小説としては物足りなかったけど、物件のはなしは面白いので
物件の間取りなどを見るのが好きな人にはおすすめです。