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江戸の笑い (21世紀版少年少女古典文学館): 興津要

江戸の笑い (21世紀版少年少女古典文学館): 興津要著のレビューです。

江戸の笑い (21世紀版・少年少女古典文学館 第23巻)
 

 

 

◆古き良き、笑いの原点ここにあり

 

 

ちょっと苦手というか、食わず嫌いと思っていた落語など、
江戸に興味があるうちに…と読むことにしました。

 

本書は、古典落語、江戸小咄、黄表紙、川柳、狂歌などに分れており、
分りにくいことは上段に解説や絵を交えてあるので、

難しいと感じることは全くなかったです。

 

とにかく、この本に出て来る人々の、おとぼけぶりが愛おしく
たとえ悪者であっても、憎めないという、そんな人々の中に
自分が巻き込まれて行く感じが、なんかとても楽しかったです。

 

ユーモラスって、やはりこうでなきゃ。
誰も傷をつけることなく笑顔がそのまま継続できるような…。
「古き良き、笑いの原点ここにあり」を実感出来ました。

 

お金、泥棒、死等など、シリアスな内容も

江戸の「おとぼけ君」たちの世界に入ると、ニンマリしてしまうという…。
クスクス笑いながら、穏やかな気持ちになれた時間でした。