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図書館情調:日比嘉高 / 台湾少女、洋裁に出会う:鄭 鴻 【ショートレビュー③】

◆図書館情調:日比嘉高編のレビューです。

 

図書館情調 (シリーズ紙礫9)

図書館情調 (シリーズ紙礫9)

 

 

早いものでシリーズ紙礫も9まで来ました!

まだ全部は読んでいませんが、時代を反映した

とても雰囲気のある作品が集まるアンソロジーです。

 

今回のテーマは図書館。

いつも利用しているところであるにも関わらず

意外にも昔の図書館事情を知らなかったのだなぁ...と、

本書を読んで改めて感じました。

 

下足番がいたり、女子専用の閲覧室があったり、

15~6歳から20歳くらいの少年たちが図書館で

出納係として勤めていたりと、小説から

図書館の内部状況が窺えました。

 

今と違って図書館の数も少なく、

図書館はもっと特別な場所だったように思えました。

 

内容的にちょっと難しいものも今回はあった。

そんな中、三崎亜記さんの「図書館」という短編は

読み易かっただけでなく、本が飛ぶという

かなり独創的な話で面白かったです。

 

 

 

◆台湾少女、洋裁に出会う:鄭 鴻生著のレビューです。

 

台湾少女、洋裁に出会う――母とミシンの60年

台湾少女、洋裁に出会う――母とミシンの60年

 

 

 

台湾版・小篠 綾子(こしのあやこ)さんと言った感じの話しでした。

親の反対を押し切って始めた洋裁見習い。日本での留学を経て、

洋裁学校を立ち上げるまで洋裁一筋を貫いた女性。

 

そんな彼女の背中を見て育った息子が、

母親の足跡を愛情込めて綴った一冊。

 

洋裁学校の生徒の数がどんどん増えていったことが

一目瞭然で分かる集合写真は見物です。

 

台湾の時代とともに、女性たちのファッションと頑張りが

手に取るように伝わって来る貴重な記録ともいえる内容でした

 

 

 

 シリーズ紙礫です!

 

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