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メガネと放蕩娘:山内 マリコ

メガネと放蕩娘:山内 マリコ著のレビューです。

メガネと放蕩娘

メガネと放蕩娘

 

 

 

◆全ては地元愛からやってくる

 

 

地元の商店街は活気があってシャッター商店街とは

無縁な地域に住んではいるけれど、それでも長年やっていたお店が、

店主の高齢化を理由に店を閉めることになったなどの

貼り紙を見た時の悲しい気分は口では言い表せない。

 

地方では大型ショッピングセンターなどの影響もあって、
店を閉める個人商店は一軒や二軒に止まらず、

商店会全体の灯りが消えてしまうというニュースはよく耳にする。

 

そんなシャッター商店街、なんとか元気を取り戻そう!
自分たちとともに育ったキラキラした場所をまた見たい!
という願いを込めてなのかな、山内さんは小説で戦いに挑む。

 

主人公は商店街の書店娘である姉妹。
姉は市役所に勤め、妹は家出をしたきりであったが、
ある日その妹・ショーコが大きなお腹を抱えて地元に戻って来る。
ショーコは東京でショップ店員の経験を活かし、

子育てをしながら商店街復興を目指して動き出す。

 

地元の人々や大学生に協力を求めながら試行錯誤の毎日。
ファッションショーの企画を立てたり、大学生のステイ、
マンスリーショップ等々、ショーコの一見破天荒な発言から
みるみるうちに形になってゆく様子が面白い。

 

また、家族、周りの人々との会話はとても自然で

「今の人々」と「時代に即した社会」がよーく

映し出されている。

特にショーコのキャラには、かなり楽しませてもらいました。
山内さんの持ち味と強みはこのあたりだなぁーといつも思う。

 

結末は.....彼女たちの理想が叶ったかどうか?
こうなることは読者だけでなく、彼女たちにも想像できなかった
展開だったのではないかな。そのあたりも妙にリアルです。

 

全ては地元愛から。
山内さんの描く風景は地元愛に通じている。

 

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