食べておいしい、使ってたのしいかわいい缶の本 : Yuzuko著のレビューです。
食べておいしい、使ってたのしいかわいい缶の本 (玄光社MOOK)
- 作者: Yuzuko
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: ムック
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中身より缶!缶好き女子必見!
お菓子の缶と言えば…
と聞かれてパッと思い浮かぶ缶がいくつくらいありますか?
女性は結構 お気に入りのお菓子の缶が浮かぶ方も多いと思いますが、男性はあまりピンと来ないかな。
身近なところでいうと、元祖「柿の種」の缶なんてどうでしょう?
わらぶき屋根の民家の前を馬が荷を引いているのどかなシーンのアレです。
ほら、柿の種とあの絵。郷愁感じさせられませんか?
え?そんなの知らない?
じゃ、こちらはどうでしょう。鳩です。あの黄色い缶にデーンと描かれた鳩。
そうです、豊島屋の鳩サブレー。
サブレーを食べない方でも会社などで○○入れとして、事務用品の中にちゃっかり溶け込んでいる缶を見かけた人は多いのではないでしょうか。
ということで、私はレターセットやポストカードを集めるかたわら、缶も何気に集めちゃっています。特に気合いが入るのは外国のお菓子の缶やアンティークの缶です。
正直、中身より「缶」が目的になってしまうことが多く、買う時にちょっとした罪悪感。なんでしょうね、この複雑な気持ち。
で、今回かなり危険だと思いつつ、こんな本を見つけてしまい、読みながら胸の鼓動が止まらない…ほど大興奮。
家にあるものもかなり載っていたのですが、世の中まだまだ知らないかわいい缶があるわけで。形も様々で、見ながら早くも、「この缶は○○入れに良さそう~」と今後収納される物まで無駄に想像してしまうという始末。
なにせ本書には100アイテム掲載。
洋菓子の缶、和菓子の缶、飴缶など、懐かしい缶から新しい缶までタイプ別になっていてとても親切。(だけどキケン)
どんなお菓子が入っているかもきっちり書かれていますが、やはり缶がメインです。
本気で欲しいと思ったのは上野・うさぎやの「咲花せんべい」の缶!
すごいですよ、ここの缶は3人の職人さんの手作りですって!
見たいのは、大阪の「太郎サブレ」の缶。
缶の裏にはくいだおれ太郎からのあたたかいメッセージがあるそう!
あ、あと、おでん缶も!
どなたか手土産にくださらないかなぁ~。
そんなこんなで、最終章のDEAN & DELUCAの鳥や動物たちの描かれた缶の数々を見て絶叫しながら本を閉じました。
※私が参加している書評サイト「本が好き!」の方には、自分の集めた缶をいくつか掲載しています。私のだけではなく、コメント欄に他の参加者さんのコレクションもアップされていてとても楽しいので、興味のある方は是非覗いてみてくださいね。