うずまきぐ~るぐる

本の紹介や日々のことをぐるぐるかきます

冬の本

冬の本のレビューです。

 

 

◆冬が来る前に…

 

84とおりの冬の読書ということで、作家や翻訳家、音楽家、書店員など、
様々な分野の方々が、冬にまつわるエピソードとともに、冬のお気に入りの
1冊を1000字、ページにして2ページにまとめて紹介しています。

 

「なんともわくわくする企画だなぁー、しかも夏葉社だし!」と、

予約を入れ、首を長くして待っておりました。

 

企画としてはすごく良いのだけど、文字数制限のためか、やはり2ページで
冬のエピソードと本の紹介となると、難しいのだろうな~。

 

私的には84もあるというのに、心に残った話は10もないと言った感じかな。
次々色々な方の文章を読む感じは、書評サイトを読む感覚に近いです。

 

結論から言うと、、自分の読みたいリストの伸び率という単純な視点でみると、
「冬の本」ではさほどリストは伸びませんでした。
(個人的すぎで申し訳ないですが…)

 

…と、辛口評価で行きましたが、この1000文字制限でも、

キラリと光る素敵なお話がありました。

 

やっぱ又吉さん、いいですねぇ。カフカが読みたくなります。
万城目学さんの紹介した寺田寅彦の「どんぐり」。
どんぐりにまつわる話を含め、素晴らしく読ませる力がありました。

 

本書は紹介された本の一覧が巻末に載っています。絶版本も結構あります。
また、「古本屋で入手可」などその本についての状況が分かるように

なっていて親切です。

 

ということで、読む前の期待度が高すぎたのかなぁ…とも思います。
紹介されている本自体は良書が多いのですけどねぇ。
どうも集中できませんでした。

 

冬の本だけど、冬が来る前あたりに読むのが良さそう。
家にこもってしまう前に、本の準備を…そんな雰囲気が似合います。