ゆきがふるまえに:かじりみな子著のレビューです。
ラビッタちゃんは、2018年・本の中のマイベストドレッサー賞です♪
ずっと気になっていた表紙のかわいい子。いっつも貸出中でやっとこさご対面できました。
彼女の名前はラビッタちゃん。パパとママといもうとと山で暮らしています。
お話は「初めてのお使い」で町に行って頼まれものを買ってくる様子を描いたもの。
とにかくふんだんに使われた色使いと細かいところまできっちり描かれた絵が本当に楽しい!!
ヘビがシルクハットをかぶっていたり、ひつじがイヤリングをしていたり、馬車を引く馬の首にはネッカチーフが巻かれていたりと、なんてこの町の動物たちはお洒落なんでしょう。
ラビッタちゃんが訪れた毛糸屋さんと本屋さんはずっと眺めていられる。
毛糸屋さんのカラフルな店内はわくわくが止まりません。
本屋さんではベレー帽をかぶったインテリらしきふくろう、絵本を探しているカピバラ姉妹、みんなみんなお洒落!!
そしてなんと言ってもどのページにもいる主人公のラビッタちゃん。今年の本のなかのベストドレッサー賞を個人的に授与したいと思います!もうどの角度からみても可愛いったらありゃしない。
先のくるんと丸まった靴、コロコロしたしっぽが見え隠れするスカート、耳当てのあるニット帽、本当にお洒落さん。絵本でいろんなお洒落さんを見て来たけれど、ラビッタちゃんはトップクラス(笑)いつか夏のお洋服も見てみたいわ~。
さてさて、ラビッタちゃん、無事にお買い物できたかな?
たくさんすることがあって疲れて途中で眠っちゃったけど大丈夫?
なにかあったら首から提げている強い味方があるからきっと大丈夫だよね。
この絵本を読んだらきっとこのステキな町に行きたくなると思います。
行くときはみんなに負けないくらいお洒落をして、お金のかわりににんじんをたくさん持っていきましょう♪
本は二冊でにんじん二本ですってよ。動物本多そうです(笑)
ラッタ、ラッタ、ラビッタ、ラッタ♪
ラッタ、ラッタ、ラビッタ、ラッタ♪
あら、ラッビッタちゃんの音が聞こえてきたわ。
ラビッタちゃんにまた会えるかも?