怪しい商品を買ってみました:橋本玉泉著のレビューです。
感想・内容 商品そのものの評価というより、利用体験してみてどうだったか?
商品というからには「物」だとばかり思っていたら、そうか「サービス」なんかも含まれるのかと、若干自分が想像していた内容から外れていたように感じます。
しかし読み始めてみると「あ、確かにこれってどうなんだろう?」というものがちょこちょこと登場する。
例えば「過払い金請求」に関する弁護士事務所について。借金で払い過ぎた利息を取り戻すことができるかもしれないと言った内容での相談に乗りますよ~ってCM。よく流れていますよね。弁護士事務所ってTVでCMしちゃうんだ・・・ってずっと違和感がありました。別に宣伝することが悪いわけではないけれども、カタカナの訳わからない事務所名もなんだか怪しいと感じてしまうのはわたしだけでしょうか?
今回本書を読んでみるとその実態が分かります。もちろんこれがすべてではないでしょうけれども結構な酷い状況で、二次被害が起きているそうな。いやぁ・・・ほんと怖い世の中です。
概ね普通はあまり手を出さないものが多かったかな。
激安中古自動車を買うとどうなるか?とか、丑の刻参りをしてみたり、ゴーストライターになってみたり、婚活パーティーや乱交パーティーの参加から性病検査まで、筆者が身をもって体験する。途中からこれって体験記だよなぁ~と思ってしまう(笑)まぁ体験したからこその情報が掲載されているので好奇心は満たされる。けれどもあまり身近な話ではなかったかな。
筆者の経歴を覗くとこれまた様々なジャンルでの職業経験をされている。きっと好奇心旺盛な方なのでしょうねぇ。
最後に笑っちゃったのはトランクルームに住めるかの検証。もう予想通りの展開で、「ようやるわ」とクスリと笑って読了。