うずまきぐ~るぐる

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私の夢は :小川糸

私の夢は 小川糸著のレビューです。

私の夢は (幻冬舎文庫)

私の夢は (幻冬舎文庫)

 

 

 

◆カナダ・モンゴル・日本の美しい島々…そこで出会った人々やグルメを

         綴ったエッセイ。小説家ってタフだなぁ…と感じた1冊。

 

 


日記型エッセイというのだろうか?小川糸さんの生活が
まるごと本になった1冊。(ペンギンシリーズの続きっぽいです)

 

こういう日記のような本は、本当のファンの人達じゃないと
なかなか面白さが解らないという感じで、先日も他の作家の
日記を読みましたが、その作家の交流関係やこれまでの流れが
分からなかったので、話がちんぷんかんぷんとなってしまいました。

 

今回もそんな予感を抱えつつ装丁の可愛さとタイトルに惹かれ
結局読むことを選択。


登場する人物が少なかったので、初めてでもそんなに違和感なく
サラサラ読めました。

 

ちょうどこのエッセイを書いている時期が「つるかめ助産院」の
執筆中と重なっていたので、この小説読んだ方は小川さんがどんな
状況で作品を仕上げたのかが分かり面白いはずです。

 

そして、モンゴルの過酷な旅やカナダでの休日。
また、国内の島々での滞在模様、特に持ち味の食事風景や
旅先での出会いなど、読んでいて非常に愉しかったです。

 

私が興味深かったのは、作家が自分の本を読んでいる人を
偶然見かけたときの心境などを綴った箇所です。
「どうしよう、どうしよう」と声をかけようか迷っている小川さん。

 

こんなにたくさん本を出している作家でもそんな動揺する
ものなんだと、親近感が持てます。
私だったら…声かけて欲しいなぁー。

 

こんな作家の心境を知ることができるのはエッセイならではですね。

作品を自分の子供たちのように本当に大事にしている
様子も良く分かります。


小川さんの世界って、なにか雑さがないんですよね。

1ページ1ページ大事に読みたいという感覚が

前回の短編小説にあったのですが、このエッセイを読んでちょっと納得でした。

 

 

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